2021/7/23に横浜アリーナで開催された、堂本光一ソロツアー「PLAYFUL」のセットリスト、舞台構成等についてレポートとして残します。

コロナ禍での有観客ライブ

 コロナ禍でも「Endless SHOCK-Eternal-」が有観客で開催されてはいましたが、今回はアリーナツアーのためSHOCKより観客が多い状態です。

 ソロとしては6年ぶり(Spiral)以来のライブでした。

 コロナ禍におけるジャニーズの公演(密対策等)については別記事にまとめておりますのでそちらをご覧ください。

ここからはネタバレしかないです。

 楽しみにしている方は回れ右!

公演時間

 17時開始で18時55分ごろには終わっていました。MCで30分ほど喋っちゃったとのことだったので、実際の演目としては1時間半未満かと思います。

 長時間やることへの懸念があったようで、「時間短いよ」という言葉が端々で出てきていましたが、満足度はいつもと変わらずです!さすが安心安全の光一さん!

セットリスト

INTERRACTIONAL

Bad Desire

妖〜あやかし〜

Danger Zone〜to the unknown world〜

LOVE CRIES

V(short movie)→未発表曲(Vの英語歌詞付き)

Tik Tim Tik

I Want Your Love

Foxy Dominator

Animai

MC

追憶の雨

MC

Mutual

Deep in your heart

Fame

Absolute love

Back to you

Way To Dark

Rewind

Slave Maker

Time to go

ステージ構成

 メインステージのみ。「コロナ禍でも安心して観れるように」「ライブというよりショー」という言葉通り。ちなみ着席で観るようにアナウンスが事前にされていました。

 立ったまま見るのも楽しくていいんですが、光一くんのソロは特に見る要素が多いので座って落ち着いてみれるのはよかったなと思います。

 最初は花道も設計されていたようですが、やはり視線が動くと顔も動くし…ということで安全を優先して無しになったようです。

 超うろ覚えステージ構成の落書きがこちら。

 メインステージには中央に階段があり、玉座は2回登場(Vと最後)。ちなみにMVみたいに座れます。少し坂があり「銀橋」のような形で前にステージが出ています。

 今回のソロコンも生演奏で豪華!オケピのような形でバンドの方がいらっしゃいました。

 左右正面はほぼモニターになっていて、奥行きの表現が今までで一番凝っていました。

 例えばVやTiKTikTikではゴシックなお屋敷をステージ全面で表現していました。ステージは正面から見ると平面的なのですが映像で奥行き感を上手に出しています。お屋敷の他には森ステージもあります。

 VはMV流れた後に王と影武者のハイブリットが出てくるのですが(光一さんです)、衣装が羽だらけで好みだった…。でもすぐ脱いでしまわれて残念!ファイナルファンタジー見たかったよ。

 Vの英語歌詞はどなたが書かれたんだろう?というか開発はどこの部署ですか?11だったら第三だけどどこなんです!?

進化した照明

 ドットイメージの進化版が超進化してた…

 光一くんのライブの定番といえばまず星空のようなライト!

 今回はステージ正面に(客席真横まで)設置されています。夜空の星を見るのが好きなので、このライトめっちゃ好き…。光一くんのステージのファンタジー度の高さが顕著に表れているところのひとつかと思います。

 縦横無尽のレーザーも健在!前半にレーザーが縦にカーテンのように出てくるところがあるのですが、密度がすごい。あれはステージ側から見たらどんな景色なんだろうか…

 Vのムービーを流す場面では、ステージ全面にカーテンのような形でスクリーンが登場。布バサっ!

 VからTikTikTikにかけて、従来のドットイメージだと思うんですが、4本蝋燭を表現したライトが4つ降りてきます。これがクルクル回るし左右に動く!上下にもふわふわしてて、魔法みたい、そうファイナルファンタジーやん!雰囲気は妖艶な王様がいるハウケタぽい。「私たち、やばいお屋敷迷い込んじゃたわね…」という気持ちに。

 ドットイメージは今までは本当に「dot」の集合体だったわけですが、今回は三角形に。三角形の小さい薄いモニター。一色どころじゃなくて、そのパネルだけで無数の色というか画像を表現できちゃう…自由自在に動かせるモニターみたいになっちゃったよ…もう単なる照明じゃないですね!進化しすぎてびっくりした。

 三角形を組み合わせて変形させて羽を表現したりはもちろんなんですが、これのすごいところって、任意のところに簡易的なモニターを作り出せるところじゃないかと素人ながらに思いました。

 スターダストとかを本来モニターが置けないところ(置いていないところ)で表現できちゃうので、演出の幅がかなり広くなるんだろうなと思いました。実際光が弾けて消える演出が本当に綺麗でまた立体的で、後ろのモニターだけじゃ表現できない儚さがありました。

 昔「Bluff」のときも同じような演出があった気がするのですが、今回のDeep〜はさらにそれが進化!ちなみに前述の森ステージです。

 若い時の光一さんの映像と今の光一さんがシンクロしてるんですが、魔法みたいに光一さんが増えたり消えたり。光一さん後ろで真っ白の衣装で(珍しく?首元まで閉まってる衣装)一緒に踊ってるんだけどあれは妖精王です。森ステージなだけに。

これは確かにショー。

 「拍手で対応できるように」という本人の意図通り、本当にライブというよりショーを見ている気分でした。

 光一さんの凄いところは、客席の反応まで安全で安心して観れるように考慮されたステージを作っているところだと思います。今まで以上に観客の協力がステージの成功を左右する場面(主にクラスターを発生させないとかそういった部分)が大きいので、そこをしっかり考慮して作り込まれたステージは圧巻でした。

 いろんなジャンルで有観客ライブの再開をやるやらないで話題になっていますが、観客の反応まで考えて作り出されたステージが一体どれだけあるか。実際は少ないのではないでしょうか?今までと同じことをしていては「観客は声をあげれいのにそれじゃ楽しみが…」という場面も多い気がします。

 歓声をあげたい場面で、それすらも演出のうち、全部コントロールしてしまうステージ、圧巻でした。

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